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ここではシシバナヘビ（ベビーサイズ）の飼育レイアウトを写真付きでご紹介していきます。
どうやって作っていくのか、何が必要なのか、費用はどれくらいかかるのかなど、レイアウトに興味のある方は是非ご覧ください！
シシバナヘビのレイアウト制作工程
今回は、ケージ、床材、シェルター、小石、水入れ、流木を使って組んでいきます。
早速レイアウトの制作工程をご紹介していきましょう！
今回のレイアウトで使う物
レイアウトの完成図
工程①：下準備をする
レイアウトを組み始める前に、まずは使う物をしっかりと洗い下準備を行います。床材などは洗浄不要の物が売られていたりもしますが、私は基本的にすべて一度洗ってから使うようにしています。
①流木を洗う
②コルクの表面を洗う
③コルクの裏面(内側)を洗う
流木などの木材には小さな虫や泥などの汚れが付着していることも多いのでしっかりと洗います。
特にバージンコルクは木の柔らかい部分がたくさん残っていることが多いので、このタイミングで全て落としてしまいます。また、大きすぎる場合はのこぎりで切ったり手で割ったりして使います。全体的にとても柔らかいので簡単に加工できます！
工程②：土台作りをする
下準備が終わったら、次はレイアウトの土台を作っていきます。ベビーサイズのシシバナヘビに向けたレイアウトですので、ケージはレプタイルボックスを使います。
①ケージを用意
②キッチンペーパーを敷く
③上から床材を敷く
ケージ内に直接床材を入れても良いですが、キッチンペーパーを下に敷いておくと床材からしみ込んだ糞尿をキッチンペーパーが吸収してくれるため、床材リセットの際に清掃の手間が少し省けます。
シシバナヘビは穴掘り行動を頻繁にするので、掘れるような床材を敷きます。ただし、深くしすぎると床材に潜って出てこないことになってしまうので、体の厚みとほぼ同じか、それより少し低いくらいの深さにします。
隠れるところは、この後シェルターを設置するので問題ありません！
工程③：シェルターを設置する
レイアウトに使う物の中で、一番場所をとるもの、かつ絶対に必要なものから先に入れていきます。ヘビのレイアウトの場合はシェルターか水入れのどちらかである場合が多いです。
今回のレイアウトはベビーサイズのシシバナヘビを飼育するものであるため、水入れはとても小さなものを使うので先にシェルターから設置していきます。
①コルク（シェルター）を設置する
②入り口と反対側を石などで埋める
バージンコルクをシェルターに使う場合、トンネルのようになっているケースがほとんどですので、片側に石を置いてふさぎ、暗さを確保します。
工程④：水入れを設置し、装飾品を入れる
シェルターの設置が完了したら、次に必需品である水入れの場所を決めます。基本的にどこでもかまいませんが、シシバナヘビが見つけやすいところに設置することを心掛けてください。
①見つけやすいところに水入れを設置
②流木を設置
本来であれば装飾品は必要ありませんが、設置する際は水入れが隠れないことと、シェルターへの入り口をふさいでしまわないことに注意しながら設置します。
工程⑤：生体をケージに移し、よく観察する
レイアウトが組み終わったら、レイアウト崩れの心配はないかを必ず確認しましょう。ヘビは小さくても思ったより力が強いため、思わぬ事故を招いてしまうこともあります。
強めに指で押したり、横から小突いてみたりしながら、しっかりと安定している状態を確認します。
上からレイアウトの全体を確認
シェルターの中が暗いことを確認
確認が終わったら、シシバナヘビをケージに移します。移した後は、歩きづらそうにしていないか、挟まったりしていないか、シェルターは使ってくれているか、などを注意深く観察します。
その日は問題なくとも、時間経過とともに問題が起きる場合もあるので、レイアウトを組んで数日はしっかり観察することを心掛けてください。
しっかりと立体行動もしてくれているので問題なさそうですね！
実際に使ったものとかかった費用
上でご紹介したシシバナヘビのレイアウトを制作するにあたり、実際に使ったものとかかった費用を一覧でご紹介します。費用については、買ったものの一部だけ使ったもの（床材など）もあるので、正確な費用ではなく参考費用としてご覧ください。
リンクをクリックすることで購入ページへ遷移しますので、購入をご検討されている方は是非そちらからどうぞ！
| 種別 | 製品 | 費用（概算） |
| ケージ | レプタイルボックス | 4,000円 |
| 床材 | ウォールナッツサンド（3kg） | 1,000円 |
| シェルター | バージンコルク | 2,500円 |
| 水入れ | レプタイルカップ | 900円 |
| 装飾品 | 流木 | 500円 |
合計金額：8,900円
小型ケージのレイアウトなのでとても安価で制作が可能ですね。ケージを除いて純粋にレイアウトのみの費用で見た場合は5,000円ほどで済みます！
最後に：シシバナヘビのレイアウト制作を行うにあたって
最後までご覧いただきありがとうございます！ここまでシシバナヘビの飼育レイアウトをご紹介してきました。
レイアウトを組む際のポイントをまとめると以下です。
- レイアウトに必要なものは極力洗ってから使用する
- 飼育に必要なもので大きなものから先に設置する
- 装飾のために設置するものはシシバナヘビの行動を妨げない程度にする
- 組み終わったら必ず安定性の確認をする
- シシバナヘビの行動を数日間しっかり観察する
美しいレイアウトと生体の安全性を両立させ、素敵な飼育環境を整えてあげてくださいね！
シシバナヘビの具体的な飼育方法については以下の記事をご覧ください。
▼飼育方法解説記事▼